くじゅう連山 大船山のご来光

年末年始はゆっくりせずに何かしらアクティブに過ごしたいタイプです。

2018-2019の年越しはくじゅうに行くことにしました。

今回は熊本の友人と大船山のご来光を目的に。

12/31の昼過ぎに長者原を出発しました。昼過ぎといっても

もうだいぶ日が傾き西日が美しかった。

山を分け入ると雰囲気が変わり、所々に雪なども。

目指すは今日のお宿の坊ガツル。だいたい2時間程度の山道。

急登もなくこの辺の山道はいつ来ても気持ちが良い。

徐々に日が暮れて、坊ガツルに近づく頃には薄明の刻。雲ひとつなく空の階調が素晴らしい。

坊ガツルについて早速テントを張り、ご飯。

年末なのでお鍋にアヒージョ、友人は自家製ビールとつまみ、と豪華豪華。

気づけば視界をおおう満天の星。素敵すぎる年の暮れ。

しかし、気温が下がりそそくさと就寝。

カウントダウンは夢の中。

夜間3時前に起床し、アタックの準備。目的は大船山のご来光。

まわりの登山客はすでに何組かスタートしてる模様。

カメラだけは忘れずに、軽量装備で登る。

山頂付近になるとだんだんと積雪が見え、期待が高まる。

月明かりも手伝い幻想的な雰囲気に、これこれ!と友人と急ぎ足でピークを目指す。

1時間ちょっとでピークが見えた。この先に太陽が昇る。

着いたときには先客が10数人。

ご来光まで30分弱。三脚を構え構図を決める、いつも通り。

あとは雲が晴れるか、さてどうか。

結果、2019年はじめの光景は今年いちばんの絶景かと思うほどのものでした。

とりあえず一枚だけ。

徐々に暖かくなり、友人とテンションがあがり撮りまくる。

ふと西側を見ると青空が広がる最高の写真日和。

帰り道も見所がたくさん。行きでは見えなかった景色が朝の光で映し出されます。

一年のはじまり、今年は大きな変化があります。

素晴らしいスタートを切ることができました。


camera : sony α7rⅱ,makina67

lenz : batis25mmf2.0,sel70200G

film : portra400

keigo kawaida

1991年宮崎生まれ。熊本大学卒業後、フリーカメラマンとして九州内で活動。2019年に沖縄に移住し、作品制作に注力し始める。撮影テーマに拘らず、自らの好奇心や感情の流動的な変化に忠実な撮影を続けている。

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